2017年6月24日
おはようございます!!
メモリアルきゅあら 佐藤さやかです。
大変ご無沙汰しておりました。
事故後のむちうちから、パソコンをずっと触っていると首や肩に痛みや痺れが出てしまい、なかなかブログが書けずにおりました。
ブログの更新が無い事からどうしたの?と、たくさんのご連絡を頂きまして…(笑)
意外と読んでくれている方がいた事、楽しみにしてくれている方がいた事に、大変嬉しく思いました。
なので今日は頑張って、久しぶりにブログを更新です!!
そしてしつこいようですが、車の運転は充分に気を付けて下さいね!!
ではでは、今日は湯灌についてお話しようかなと思います!
3月に大好きな私のおばあちゃんが天国へ旅立ちました。
祖母が亡くなり叔母と話してた時もそうなのですが
お友達や色々な方と話した時に湯灌の話をすると、聞いたことはあるけど湯灌ってなぁ〜に?
とゆう方が多かったので今日は湯灌についてお話しようと思います!!
実際なんとなく聞いたことはあるけど何をするものなのか、
その必要性等についてわからない方の方が多いのではないかなと思います。
実際私自身もこの仕事をして詳しく知るまではなんとなくしかわかりませんでした。
なかなか聞くタイミングもなく、葬儀の時に知ったという方が多いと思うので
湯灌について書きますね!!
湯灌の儀
湯灌(ゆかん)の儀式とは、亡くなられた方が「 来世に導かれるために現世の疲れ・汚れを心身共に洗い清める」と云う意味と
赤ちゃんが生まれたとき 産湯につかるように「新たに来世に生まれ変わるためにと云う願い」をこめています。
湯灌は故人様への何よりの供養
人は生前に、働いた後にお風呂で疲れをいやします。
亡くなられた方も一生の仕事を終えられたと考え、疲れを癒してあげるのが故人様への何よりの供養になるのではないかと思います。
亡くなられてから、なかなか故人をゆっくり偲ぶ時間が取れないのが現状です。
湯灌は限られた時間の中でご家族が故人と最後にゆっくりできる時間だと思います。
残されたご家族、皆様の暖かい想いも伝わり、残されたご家族の方の気持ちの一区切りとして。
眠るような美しい姿を見て、やって良かったと必ず思っていただけると思います。
※私個人の意見ではございますが、湯灌は大切な儀式だと思っております。
メモリアルきゅあらでは、私から故人様とご家族様へのささやかな気持ちとして
1日葬のプランから追加料金を頂かずに清拭湯灌が含まれております。
湯灌には洗体湯灌と清拭湯灌があります。
最近では「お風呂が好きだったから」「ずっと療養していてお風呂に入れなかった」「1番綺麗な姿で見送りたい」等の理由で、
料金は少々高額ではありますが、シャワーを使った洗体湯灌を選ばれる方が増えています。
※清拭湯灌がついているプランに関しましては、差額で洗髪湯灌や洗体湯灌に変更可能です。
お気軽にお問合せ下さい。
洗体湯灌
2名のスタッフで行います。
浴槽やシャワー等、全て用意してきます。
シャワーでお体、髪を綺麗に洗います。
(もちろんお体は見られませんので安心してください)
愛用の着物や洋服があれば着せることもできます。
(希望が無ければ白装束)
ブロー・整髪をし、髭剃りや生前の表情へ近づけるナチュラルメイクをします。
(お化粧等は希望があればお伝えください)
※お体の状態などで洗体湯灌ができない場合、お体は清拭で頭だけシャワーで洗う洗髪湯灌もできます。
※白髪染め等をご用意して頂けましたら、髪を染める事も可能です!
清拭湯灌
1名で行います。
お部屋に洗体湯灌設備を置くスペース(2~3帖)が無い方も行えます。
お湯に浸したタオルで全身を綺麗に拭き、整髪・顔剃り・着替え・生前の表情へ近づけるメイクをします。
洗体湯灌同様、愛用の洋服や着物、メイクがありましたらお伝えください。
ご納棺
湯灌が終わりましたら、お棺へご納棺致します。
故人様の愛用品等(メガネや入れ歯などが多いですね)お棺に入れてあげたい物がありましたら納棺の際、入れてあげる事が出来ますのでご用意をお願いいたします。
もしここで用意が出来なくても、ご出棺前の最後のお別れの際に入れる事も出来ますのでお気軽にご相談下さい。
中にはお棺の中へ入れる事が出来ない物もあります。
よく言われるのが、生前使われていた鉄製の杖や、時計、ゴルフクラブ、ボール等々…
入れて大丈夫なのか迷われた際もお気軽にご相談下さい。
そして葬儀の時はやる事がたくさんで忘れてしまう事が多いのが10円玉です。
宗派によってはお金を持たせる必要のない宗派もありますが、焼き銭をお守りとして残しておきたかったと後悔される方も少なくないかと思います。
私は万が一のためにお湯灌の前に「もし10円玉を残したい場合はご用意をお願いします」と、お声はかけさせて頂いておりますが、残したい場合はご用意をお願い致します。
湯灌の流れはこちら
↓↓↓
私のおばあちゃんの時は、床ずれがひどかった事や点滴などの体の状態と日延べすることもあり、清拭湯灌にしました。
おばあちゃんとは、小さい頃からよくお風呂に入りに行った記憶があり、お風呂が大好きなおばあちゃんでした。
洗体湯灌ではなく清拭湯灌にしたため、せめても…と思い入浴剤を買ってきました!
叔母さんにおばあちゃんの好きそうな入浴剤を選んでもらい、洗面器に溜めたお湯に入浴剤を入れて全身を拭いてもらいました。
清拭湯灌でも出来る事をしてあげたいなと思い、入浴剤を取り入れてみましたが、叔母さんたちも喜んでくれて良かったです♪
おばあちゃんもとっても気持ちよさそうでした♪
綺麗になったおばあちゃんはお気に入りの薄紫色の鶴の着物を着て、まるで寝ているかのような安らかな顔で旅立って行きました。
私が出来る事はほんの些細な事かもしれませんが、最愛の方の死を受け入れ少しでも前向きな気持ちを取り戻していただけますよう…
最後の大切なひと時をゆっくりと過ごして頂けるお手伝いをこれからも続けていこうと思います。
湯灌の際にもしご要望があれば、お伝えください!!
可能な限りお手伝いさせていただきます!!
人生最後のお見送り。
一度しかないお見送り。
悔いの無いよう見送ってあげて下さいね!!
今日も最後までブログを読んで頂きありがとうございました!!
今日もたくさんの方が笑顔で楽しく過ごせますように…☆彡
感謝。
メモリアルきゅあら
代表 佐藤さやか
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